ファクトフルネス・人生観かわって読書始めました。

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ビジネス書

どうも!フィットネスインストラクターのしぃげちゃんです!普段はこういう所でエアロビクスなど教えてます!

今回もビジネス書よんでみたシリーズです!今まで読んだ13冊から特に面白かった本を紹介します!

今回はこちら!ファクトフルネスという本です!

この本は「10の思い込みを乗り越えデータを基に世界を正しく見る習慣」をテーマです。人間には10の本能がありその本能によって世界に対して勘違いをしていることに気付きましょうと書いてくれてます。


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最初に

書いた方はハンス・ロスリングさん、オーラ・ロスリングさんアンナ・ロスリング・ロンランドさん家族3人で話し合い書きあげた本なんです。もちろん出版社の方やその他のデータ収集した方々の協力があってできたと本、最後に皆さんへの感謝がのってます。

この本の最初にハンスさんの特技から紹介してくれます。剣を飲める特技だそうで、元々はサーカスに入って剣を飲む曲芸をしたかった人なんです。講演などの最後に披露してたようで。

入りが全くビジネス書の難しい感じがありませんね。ちょっとわらけました。そのあとに13個のクイズが出ます。それに答えて、10の本能の説明と解説に入っていく感じです。

このクイズがまた面白いんです。どんだけ頭がよくても間違った世界のみかたでチンパンジーより間違えるそうです。僕は1個しか正解しませんでした。チンパンジーは33%です。これはテキトーに選んだ結果の数字。

人間は約10%台だそうです。感情という物や世間から伝えられてることが偏ってたり、または情報が古いままだったりなのでよく間違えるそうです。世界のニュースを伝えるジャーナリストでもチンパンジーより間違えるそうです。


最初は何だろうという思いで読んでましたが、読むにつれて自分の考え方や、思い込みという物がかなり入って世界を見てたんだなと気付かされます。

貧困層や予防接種。世界から見た自分の国の所得のレベル。他の世界の所得。所得によって生活環境が違う。今まで思っていた世界とは違う基準が理解できます。確かに貧困層はいますし、予防接種も全世界の全ての人に、ではないですが正確な数字を教えてくれます。

予防接種をうけてる世界の子供は88%。これだけでもびっくりした。

この本は決して、お金の稼ぎ方とか、こういう方法がいいとは1つも書いてません。あくまでも世界に対しての勘違いを見直そうと、世界はかなりよくなってる。というのをあらゆるデータを基に説明してくれます。

世界をちゃんと見直すからビックなビジネスチャンスに気づける。特にアジアとアフリカにはアンテナ張っといた方がいいかな?

10の本能

1.分断本能・・・「世界は分断されている」という思い込み

2.ネガティブ本能・・・「世界はどんどんわるくなっている」という思い込み

3.直線本能・・・「世界人口はひたすら増え続ける」という思い込み

4.恐怖本能・・・危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み

5.過大視本能・・・「目の前の数字が一番重要だ」という思い込み

6.パターン化本能・・・「ひとつの例が全てに当てはまる」という思い込み

7.宿命本能・・・「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み

8.単純化本能・・・「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み

9.犯人探し本能・・・「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み

10.焦り本能・・・「今すぐ手を打たないと大変な事になる」という思い込み

この10個の本能の細かい説明と大量のデータを基に説明してくれます。全部で300ページほどになりますが。家族で書いたって事もあって非常に一般人でもわかりやすく書いてくれてます。時には笑える場面もあったり。

1つの本能でもかなり勉強になります。立ち読みでもいいから読んでほしい。ただし、怒られるかも。

最後に

読み進めると自分でも気づかないうちに、世界の間違った見方をしてることに気づきます。悪いことばかり目につくし、いいことはほとんど伝えられない、本能により簡単な答えを出して納得する。そうしようとしている自分に「気づく」ことを書いてます。その気づくことを

ファクトフルネスと言うみたいです。

10に分かれてますが最後まで読むと全てつながってます。ぼくは分断や直線のところが特に間違った考えでした。そのほかの本能についても確かに、、と思える物ばかりでかなり考え方や周りの見方が変わりました。

国別に所得と寿命のチャート。円グラフは人口を表してます。

全部を説明するには数が多すぎるのでざっくりとまとめます。世の中は歴史的にみて、素晴らしく平和に向かってます。快挙と言っていいくらいに。

戦争被害や貧困層はどんどん減り、世界の人の所得は徐々に多くなってる。難民の数もかなり減ってます。ほとんどの子供達は予防接種を受け、学校に行けるようになってます。

10の本能の過大視本能でこの辺もよく理解できます。

動物も絶滅の危機からかなりの数が保護されてるし、災害の被害も大幅に減ってます。大気汚染も緩和されてるし、オゾン層の破壊もかなり減ってきてます。飛行機事故なんてほぼ起きてない。でも怖いイメージはなぜかある。

この本はそこを教えてくれます。

ただし、地球の温暖化だけはまだまだ問題視しなければならないようです。でも、それも科学の発展でどうにかできるんじゃないかと語ってます。ほったらかしはだめですが

そして、個人的には寄付や募金は大事です。なぜ大事かはファクトフルネスや前回のGIVE&TAKEを読むとよくわかります。今僕たちは所得はどのレベルなんだろうと。標に出してます是非見てください。

2つの言ってる切り口は違いますが、なぜ大事かなぜするかよくわかります。貧困層の子供を助けるとそれだけ人口増加もしにくいし、何より助けてあげたい。

人口増加もある程度で必ず止まると専門家のデータがでてるようです。

左がドルストリート。右が人口の分布図

上の写真は左はドルストリートといって貧困層から富裕層までをレベル1~レベル4に分けたもの。この暮らしは国や宗教に関係なく、所得によって変わるそうです。右の写真は世界の人口がどれくらいいてるのかを正しく分けた数字です。2040年から人口は横ばいと言ってます。

なんで?なんで?ってなった方は是非読んでほしい。ファクトフルネスを理解すると本当に見えなかった数字。真実。自分の考え方や冷静さを持てるんじゃないかと思います。

そういうことをファクトフルネスをしようと言うようです。

前回も書きましたが、このファクトフルネスとGIVE&TAKEと嫌われる勇気の言っている答えは似たような感じがしました。切り口は全然違います。

これはあくまでも個人的な意見です。三冊とも面白かったです。

次回は嫌われる勇気かな?最後までありがとうございました。



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