どうも!アラフォーインストラクターのしげちゃんです!今回も過去に振り返っていきます!当時の思いや感情を思い出して自分の本当にやりたいことや好きな事を探しましょう!
もう4記事目になるのかwかなり長くなるなwまだ書きたいからよかったら最初の①から読んでねw前回のレッスンデビューしたてからの続きです。
前回までのあらすじ
小学校時代に両親が離婚。家でほとんど一人で生活することに、一人の生活に慣れすぎて人とコミュニケーションを取ることができない。友達をうまく作れないのでさらに一人の時間が増えていく。
そのまま、中学卒業まで育ってしまい。高校デビュー!序盤はうまいこと行くが、グループからはみ出され傷つき、グループ脱退。新たなグループ作るが自ら解散。
大手スポーツクラブに入社して化け物支配人と出会い。強烈に自分を変えてもらい。いよいよスタジオデビュー!痛感したインストラクターの厳しさと難しさ。
スタジオはプールと違って、音楽がある分次々に進むので忙しい感じですね。動きが決まってるので自分のタイミングでは変えれないし、止められない。
そんな僕がデビューきっかけに色々とまた変わっていきます。
最初は集まらなかった人数
スタジオデビューした頃の僕はとにかく周りの目ばかり気にして焦ってしまいがちでよく動きを間違えてました。やってたスタジオは動きが決まっていて、どのインストラクターがしても
音楽が同じであれば動きは全部同じという物で受ける人はとても覚えやすいプログラムです。格闘技の動きを音楽に合わせて動くのでストレス発散や汗がとてもかけて楽しいプログラムです。
今でもとても人気のプログラムです。嫁さんとの出会いも格闘技プログラムだったなwそして2021年39歳になってまた取り直したんだよな。格闘技プログラムは別の会社の物をやってましたが
もう一度取り直しをした。やはりこのプログラムとは縁があるみたいで、僕はレッスンがまた一段と好きになった。好きで楽しくてたまらない。そんな感じでレッスンをするようになってきたw
出会えた講師も素敵な方でかっこよかった。「あーなりたいなー」と思える尊敬の感覚。当時の初めて取りに行った感情や思い出がかなり思い出せた。
もうインストラクターを嫌になることはないやろうなw話がそれましたw戻しましょう。
格闘技プログラムを合格してスタジオデビューしましたが、人数は毎週激減。時間帯もあったでしょうが、かなりショックを受けたのを覚えてます。
人気プログラムなのに僕だけ人数が集まらない。他にも3人ほどやってる人がいましたがみんな人数集めてました。かなりの劣等感を感じてました。初めて自分の事を分析しはじめます。
本当はたいしたことない人間じゃないか?できると思い込みすぎてたんじゃないか?この壁にぶつかるまで僕は才能ある人間だと勝手に思ってましたw
しかし甘っちょろい分析をしたところで世間はそんなに甘くないので、結局は人数集めれず、その時間帯のレッスンはなくなります。これもショックだったな。
こうなると空回りしはじめます。思いを強く出せば出すほど、周りは離れていく。お客さんも離れていく。普段からきちっと仕事してなかったし、会員様に挨拶もちゃんとしてなかった。
若いときあるあるで無駄に尖ってましたw才能ある人間と思っていて周りをなんか見下してた。そうしないと精神が保てなかったのかも知れない。
友達に裏切られたり、一人の時間が多くなりそれから寂しい気持ちを出すのが何か負けたような気がして嫌だった。常に上に立ちたかった。そんなしょうもない感情が出てたんだと思う。
落ち込んだ末に吹っ切れた思い
落ち込んで落ち込んで、何もない自分に気がつくと何か吹っ切れた。何もないなら今から作ればいいや!って思った。これからお客さんを大事にして笑顔で挨拶してみよう!
人気は一番ないけど元気は一番出していこう!って思い。仕事を思い切り楽しむことにした。自分から挨拶をして満面の笑顔を出して働き始めました。
そう思えるようになるとスタジオでも笑顔が出るようになり徐々に人数が集まり出します。当時は気づいてないけどお客さんはレッスンを見るんじゃなくて人柄や表情を見てるのかもしれない。
レッスンはうまい方がもちろん良いと思うけど、内面がしっかりしてないとどっちみちプレッシャーに潰されるし、偏ったレッスンの内容になると思う。
当時の僕は吹っ切れた事でお客さんが集まりだして、自信を回復。しかし内面が変わりきったわけじゃないので徐々に偏ったレッスンになり始めます。
最初は何も知らないピュアな青年だったのでw会員様の言うとおりに動いていた。リクエストやレッスンの進め方。この時全部聞かずに部分でチョイスしてれば良いけど若いときはそれができない。
できるだけ全部言う事を聞いてペコペコしまくってた。派閥に気を使いまくってた。人数にばかり気を取られて、次第に自分が楽しむ事を忘れていく。
自分が喜んで他人のために行動するのは楽しいがこの時はやらされてる感がすごく強かったので全く楽しくなかったです。それでもテクニックが上がってきたので人数は定着していた。
有名になって忙しくなる
そのジムでは知らない人はいないくらい有名になっていたので有料プログラムもものすごく売れてたし、売上はいつも上位にいました。そういえば昔はランキングにしてた。
今もやってる店を見かけるけど、今の時代のニーズには合ってないなと思う。昔は競争とかでも1位を目指して勝ち負けを競ってましたが今はそういう教育はあまりない。
争いたくない気持ちが育つのでおそらくそのやり方はやる気は出ない。やらされる感じが出ると誰もやらない。自分からしてもらう方法を考えた方が良いと思う。話がそれたw
休憩時間削ってまで有料プログラムをいっぱい取ってたので、時間外とかでも入れまくってたので売上はすごいが他の仕事がほとんどできない。
スタジオにプールのレッスン。プールのプライベートレッスン。マシンジムで個別指導の安い方と高い方。1日に全部入ってるときもある。そこに事務仕事の退会率の計算。
全員のシフト出勤管理表の確認。当時は手書きでみんなレッスン持っていたので、レッスンのお金とか休憩削れてたりとかむちゃくちゃ変更がありまくりだったので確認がかなり大変。
長時間勤務に長時間のレッスン。そんな僕に集中力なんてありません。最初勤務のミス多くてよくみんなに怒られたなwたまに朝8:00から夜24:00まで勤務の日もあったw
当時は大きくなり始めてた会社だったので忙しかった。
3時間くらい休憩があったりしてた。しかし長い時間にいるといることが目的になって仕事は全然進まない。生産性はかなり低かったと思う。働いた分しっかり回復させることをしとかないと
仕事は全く進まない。むしろ一日中眠たくて仕方なかった。よくやってたなwこの環境は当時は珍しくなくまさにブラック企業だった。長時間勤務してるが、間の休憩を多くしたり、
サービス残業は当たり前。社員希望ならそれくらいしなさい的な空気。それほど稼げない。当時はみんなこれが当たり前で今になっても黄金期みたいに自慢してるのを見かける。
長い時間いれば仕事が進むなんて事はない。メリハリが本当に必要かと思う。もし、今でもその環境にいるなら今すぐやめた方がいい。自分が好きなことで時間を忘れるくらい没頭するならいい。
しかし、そうじゃないなら少しでもやりたいことに向けて行動した方が良い。せっかく長時間使うなら楽しい方が良いに決まってる。自分のために是非時間を使ってほしいです。
変わっていく職場の雰囲気
生産性の悪い環境になってきて、支配人やマネージャーが替わる。この強烈な支配人以外はあまり記憶にないwたぶん同じような方法で行っていたのでもう飽き飽きしてたと思う。
強烈な支配人の時は休みの時間に集めれるだけ集まってひらパーなど行ったり、ナガシマスパーランドに行ったり、飲み会したり、施設で全員で一晩を過ごしたりと
ものすごく仲がよかった。プライベートも仕事も一緒に過ごしてあんなにも楽しかったのは初めての経験だった。苦しい環境だったがお互いに認め合い。仕事で刺激し合って競ってた。
しかし、主体的じゃない上司になるとスタッフとの間に溝ができる。徐々に離れていくメンバーの気持ち、それが嫌で仕方なかった僕は必死でつなごうとしたがあっけなく解散。
僕も新しいスタジオプログラムを取得してさらに忙しい日常になったので徐々に周りとの接点も減っていく、お酒の味を覚えたので仕事帰りに後輩を連れて酒を飲む。
それが楽しみになっていた。長時間勤務で遅くまで酒飲んで帰る。回復する時間がないので生産性が低く事務仕事はほとんどできないので評価はかなり低い。
もう一度支配人が替わる頃に運命の時がやってきた。ついにライバルが社員として選ばれた。もちろん僕は選ばれなかった。ライバルはきちんと業務をこなしてたし、
全部ではないが自分の感情を抑え、会社のために尽くしていた。無駄なことはせずに自分と会社の利益のために尽くしていた。僕はまるで逆。会社の文句ばかりたれてたし、レッスン以外は進んでやらなかった。
会社に認めてもらおうとするならば、何を求められていて、会社の利益が一番に出るか。もしくは一番重要な仕事をこなすべきだった。もちろん当時の僕はそんなこと頭にないw
目の前の仕事を時間をかけて行い。会社の利益になるのは有料プログラムぐらい。あとレッスンの人数くらい。こう見るとフリーランスのインストラクターwもっと早くに気づけばよかったw
退職を決意
勝ち負けじゃないとは思っていたが、結局負けた感じがして、その場所に居たくないと思い退職をする。年下に負けたとかメンバーの気持ちも離れていたので「もういいや」ってなった。
昔から1度決めたら曲げない性分で、辞めると口にしたら2度と戻るという事は言わなかった。
長時間労働と少しの燃え尽きとそして違う仕事をしてみたい気持ちもあったので完全にインストラクターはここで引退。少し引き止められたりして、違うスポーツクラブで勤務するが、
当然やる気もなくなってるから、テクニックだけでやるインストラクターになる。先輩などに気を使う空間にいたことがないので、よく怒りを買っていたw今はさらに気は使わないw
年齢だけで上下を決めに来る人自体が嫌いかな?目線が同じの人じゃないと付き合わないようにしてる。ストレスたまるしwはっきり本人に言わないが他人の気持ち考えない人は「嫌い」です。w
年上の人たちと関わるのは業種が違う人になってきたな、勉強になるし、新しいアイデアとか浮かびそうで楽しい。気を使わずにしゃべれるしw
これも同じ所にいたせいもあるが社会を全く学んでこなかった。上下関係や人間関係の作り方なんて何も知らないままです。学生の時のまま。同じ所に7~8年居ると周りが勝手に入ってくるので
古株なので周りが気を使って集まってくれる。自分で作ったコミュニティと勘違いするw辞めればほとんどの会員様、上司、後輩とは縁が切れる。全く違う仕事をしたから余計に居なくなる。
始めたのは飲食店勤務です。花形のようなインストラクターとはまた別の裏方に当たる調理師になる。続きは次回になりますが、スポーツクラブで勤務時の僕は人間関係はうまく構成しておらず
気配りや後輩に仕事を教える。先輩にかわいがれることはほとんどなく人気のあるプログラムである特定のファンによって周りに人が居た。それが自分の実力だと勘違いしてた。
だからどこに行っても僕は人気者になれると本気で思っていた。こんなに世間知らずの僕がいきなり飲食店のバイトからはじめる。天狗になりきっていた僕に様々な出会いと経験が起きます。
今では飲食店勤務していてよかったなと思います。当時は血尿が出るくらいストレス満タンでしたけどwまた次回も見てくれたらうれしいです。長くなったなーw
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